ミシェル・ド・モンテーニュの名言
[1533.2.28 - 1592.9.13]
16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者、モラリスト、懐疑論者、人文主義者。主著である『随想録(エセー)』は、観察と思索によって人間性を深く探ったモラリスト文学の古典的名作。
A good marriage would be between a blind wife and a deaf husband.
すばらしい結婚は、盲目の妻と、耳の不自由な夫の間で生まれる。
Marriage is like a cage; one sees the birds outside desperate to get in, and those inside equally desperate to get out.
結婚は鳥かごに似ている。外にいる鳥は必死で中に入ろうとするし、中にいる鳥は必死で外へ出ようとする。
The greatest thing in the world is to know how to be self-sufficient.
この世で最も偉大なことは、自ら足ることを知るということである。
We are, I know not how, double in ourselves, so that what we believe we disbelieve, and cannot rid ourselves of what we condemn.
なぜ我々が二重になっているか分からないのだが、それによって我々は信じているものを信じていないのだし、咎めるものから逃れることができないのだ。
I want to be seen here in my simple, natural, ordinary fashion, without straining or artifice; for it is myself that I portray...I am myself the matter of my book.
私は技巧を凝らさず、素朴で自然ないつもどおりの姿の私を見てもらいたい。なぜなら私が描くのは、私自身であるからだ。私自身が、私の本の主題なのである。
As for extraordinary things, all the provision in the world would not suffice.
並外れた事どもには、世のどんな備えも十分ではあるまい。
Things are not bad in themselves, but our cowardice makes them so.
ものごとというのは、それ自体では悪いものではないが、我々の臆病さがそうさせているのである。
Whatever can be done another day can be done today.
別の日にできることというのは何でも、今日やってしまえるのである。
All the opinions in the world point out that pleasure is our aim.
世のあらゆる意見は、喜びが我らの狙いであることを指し示している。
He who would teach men to die would teach them to live.
人々に死ぬことを教えようとする者は、生きることを教えるであろう。
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